オムツ交換の後はヒヨコの様子見

清水 呂益

2012年05月04日(金)
清水 呂益

先月の末にやってきた赤玉用のヒヨコたちですが、ようやく1週間が過ぎ、ホッと一息ついています。しばらくは夜間に息子のオムツ交換で目が覚めた際に、鶏舎まで行ってヒヨコの様子を確認しに行く日々が続いていましたのでヤレヤレです。ヒヨコの育成は何度やっても新たな発見があり、緊張する期間でもありますが、自分の育成技術の向上につながるので、集中して観察するようにしています。自然養鶏会に入会して11年、様々なことを諸先輩方、見学農場で学びましたが、ヒヨコの育成だけはほとんど自分で考えて始め、失敗を繰り返し、育雛場の方から教えを受け、他の農場を参考にしながら、改良を続けてきたおかげで、120日齢までの死亡率が3%を切るくらいにまでなってきました(精肉時までの900日齢前後迄のトータルでは6%弱)。育雛場からのヒヨコに関するコマーシャル資料は、あくまで私たちのように鶏を自然にさらした場合の数値が記載されているわけではなく、自然養鶏実践農場において育成中の死亡率を下げるには、自分なりに気温や湿度、飼育環境、水、飼料を総合的に考えた技術のアレンジ、創出が必要になってきます。私がお客様に「安全な卵・鶏肉です」と自信を持って販売するには、育成期間を誰かに任せたり、ヒヨコ育成~成鶏~精肉に至るまでに抗生物質や薬剤を使うことは考えられません。数年前、育成期間中に病気(コクシジウム・大腸菌)が発生した際、試験的にサルファ剤を使った個体は脚に印をつけて成長しても試験群に入れ、お客様用の採卵には使いませんでしたし、お客様への情報公開もしました。私の場合、性格上、自分の目の届いていないものを「安心できます」とはどうしても言えない。何か不都合があった場合はすべて自分の責任で説明できるようになっていたい、という強い思いがあります。農場の経営もこんな要領が悪いやり方だからゆっくりとした歩みなのかな、という気がしますが…

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